合格(うか)るが勝ち

合格(うか)るが勝ちとは思っていない東大生凡人ブロガーが、東大生にしかわからない東大事情や受験情報について書き記すブログ

東大・難関大の入試に合格するために予備校通い・塾通いは必要か?

このような疑問を持っている東京大学・難関大学への受験生は意外にも多いと思うので、少し考察しておきたいと思います。

実際、私の周りの東大生を見てみても、塾や予備校に通っていた学生は多いものの、独学でも合格レベルに達していたであろう学生は多いように思います。

 

「独学で東大合格なんて難しい。」世間ではこんな風潮があるのは事実です。しかしそれでも塾・予備校通いに迷いがあるという受験生は、独学でもある程度の学力をキープできる学生と言えます。少なくとも、箸にも棒にも掛からないということはないはずです。

塾や予備校の授業・宿題に時間を取られることによって、それだけで満足してしまうこと、また自分の勉強のペースが乱されることを懸念しているのだろうと思います。

 

結論から言えば、そのような学生は、相対的には実力もあって、自己管理もできる方がほとんどですので、自分の学習スタイルを確立できれば、十分に東大にも合格することができます。実際にそれでも合格している学生は多くいるわけですから。(受験勉強計画の立て方についてはこちらの記事を参考にしてください。)

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それでも塾や予備校に通っていない学生にとっては、塾・予備校通いのメリットやデメリットを感じようがありません。そこで、本記事では、そのような学生に向けてメリットやデメリットを解説していきたいと思います。

 

 

 

独学での受験勉強がおすすめできない場合 

 

まず、これはあくまで私の考えですが、以下の2パターンのいずれかに当てはまる学生は、独学は非常に難しいと思います。

 

①浪人生

 

宅浪は、おすすめしません。なぜなら、学校に行くという気分転換ができないために生活にメリハリがなくなり、精神を病みがちになるからです。

 

考えてもみてください、誰とも話すことなく、どこにも出かけることなく、一日中(おそらく1日10時間以上にはなるでしょう)勉強しているわけです。「夏休みだけ」「受験直前のみ」このようなことをする学生はいると思いますが、これを一年間続けるのは、相当の精神力がなければできません。

 

このような生活をしていると、気分転換を無意識のうちに求めてしまうがゆえに、家でネットを見てしまったり、ゲームをしてしまったりすることになります。すると、勉強時間と気分転換の時間の区別がつかなくなり、結局は学校に通っていた現役時代の方が勉強していた、ということになりかねないわけです。

 

②自分なりの勉強スケジュールが確立できない人

 

塾や予備校に行けば勉強スケジュールが確立できるわけではありません。しかし、少なくとも一週間のスケジュールは決まってくることになると思います。授業の合間にその予習・復習を入れるだけでも、一年間続ければ入試問題を解くのに必要な知識は(理論的には)すべてマスターできることになるでしょう。

 

自分の勉強計画に自信が持てないという場合も、ベースとなる計画があると精神的にはゆとりができると思います。

 

もちろん、この時点で予備校や塾通いが本当に必要なのか迷っているという人は、この「スケジュールを立てる」という段階はクリアできている人が多いでしょう(実行できるかはともかくとして)。

 

 

予備校や塾に通うことのメリット

 

さて、ここからが本題です。なにせ、東大生の多くは(私から見て)塾や予備校を必要とせずに合格できるほどの実力を持っている(ように見える)のに、実際には塾や予備校に通っているわけですから、そこにはいくつかのメリットがあるわけです。

 

①同じ志望校を目指す仲間に刺激を受け、モチベーションになる

 

これが結構大きいのではないかなと思います。例えば、東大を目指す学生の多くは、東大合格者数ランキング常連の高校に通っているわけでもない限り、校内でトップクラスの成績を維持している場合が多いでしょう。しかし、学校から離れた環境に身を置いてみると、世間にはめちゃくちゃ頭の良い人がいるわけです。

「こんな難しい問題を解ける人がいるんだ」「こんなに努力している人がいるんだ」と感じる機会は、塾・予備校に通っている人の方が間違いなく多いでしょう。

 

塾や予備校の人間関係がめんどくさいという人もいますが、そのような場合は無理に友達を作る必要はありません。(友達にならなくても人間観察するだけで刺激を受けることはできますので)。

しかし、もし互いに目標を目指して切磋琢磨できるような友達に幸運にも恵まれれば、これ以上のモチベーションはないでしょう。

 

②学校では扱われない超高難度の問題にも挑戦できる

 

たとえ最難関の東大であったとしても、入試において超高難度の問題が解けるか否かは、基本的には合否に直接の影響はありません。合格最低点近辺(~合格者平均点レベル)の人にとっては、教科書の範囲で解ける問題(とそれを組み合わせて解く応用問題)を確実に解けるかが合否の分かれ目になるのであり、超高難度の問題は、合格者の中でも特に優秀な一部の人しか解けないからです。

 

しかし、このような難しい問題も出る場合があることを知っておくこと自体は、受験勉強において有効なことだと思います。

一見、超高難度に見える問題の中にも、基本的な知識の組み合わせで解けるものはいくつもあります。それを解けるようになることを目標とすれば勉強のモチベーションも上がるかもしれません。また、自習では基礎的な問題を反復練習し、塾・予備校では難易度の高い問題で実践するという勉強の仕方もアリでしょう。さらに、このような難しい問題が出ることを知っておくだけで、本番で似たような難問が出たときにそれを解くのを後回しにするという戦略を立てることもできます。

 

加えて、基礎的な問題でも、少しの計算の工夫をするだけで、解く時間を短縮できたりということもあります。そのようなツールを学ぶことができる点も塾・予備校のメリットでしょう。

 

③添削指導が受けられる

 

これもメリットの一つではありますが、学校の先生が質の高い添削指導をしてくれる場合などは、学校の先生に頼んでも良いと思います。

(※東大世界史の論述問題などは設問自体が長いため、質問を的確に読み取る読解力も必要となります。大学受験対策の知識が少ない一部の先生の添削では、先生によっては世界史の知識は十分でも、読解力の部分が不十分…ということもありますのでそこは注意)。

 

塾・予備校などに通っている場合は、授業を受講していない科目であっても、講師にお願いすれば添削をしてもらえることがほとんどだと思います。予備校にとっては、そこに通う生徒が一人でも多く合格に近づいてくれればありがたいわけですので。

 

 

予備校や塾に通うことのデメリット

 

①お金がかかる

 

これは親御さんとも相談すべきことですので、一概には言えない難しい問題だと思います。

しかし、夏期講習など長期休みの講座では、無料体験講習を設けているところも多くあるので、そのようなところを利用してみるのも良いでしょう。また、例えば東進ハイスクールでは、東大模試で好成績を収めた学生は特待生のような形で、無料または割引で東大特進クラスの授業を受講できるといった制度も設けられています。

 

②教師、授業との相性が良いとは限らない

 

これは仕方のないことです、誰でも相性はありますし。これに関しては、初めから選択肢を絞りすぎないことが大切でしょう。例えば、違うコマの授業に変更することもできるような予定をたてておくとか、長期休みの講習を教師との相性を測る場にするなどの対処法が考えられます。

 

 

自分の信念をもって決断をくだしましょう

 

結局、受験勉強においては、塾や予備校に通うか通わないかよりも、自分の軸・信念を持っているかという点が大事になってきます。塾や予備校で扱う内容は自習だけで補えるものだと考えるか、はたまた自習のペースメーカーとして予備校や塾の授業を利用すると考えるのかは、すべてあなた次第です。

 

最後に決断するのは自分自身。自分の決断に対して、後になって迷いを感じているようでは、無駄な時間を費やしてしまうことになります。

ですから、この記事も含め、十分な情報を集めて検討することをおすすめします。学校の友人、先生、ネットでもなんでも良いですから、様々な情報を比較検討してみてください。

 

東京近郊ですでに塾・予備校に通うことを考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。

www.asuka-ukaru.com

 

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