合格(うか)るが勝ち

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東大生が教えるセンター試験対策法(全科目編)ー東大・難関大合格を目指すなら

 

東大・京大をはじめとした、難関国公立大学への合格を目指すのであれば、センター試験の対策は欠かせません。

私立大学の入試でもセンター試験利用方式を取り入れている学部が多いので、国公立大学志望者が併願先への合格率を高めるうえでも、センター試験で高得点を確保しておくことは大切になってきます。

 

とは言え、東大の入試で言えば、センター試験の点数は、900点満点がたったの110点に圧縮されます。二次試験の配点が440点であることを考えても、二次試験対策に時間を割かざるを得ないのが現状でしょう。(東大入試の配点については、次の記事で解説しています。)

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そこで、本記事では、東大・難関大志望者にこれだけはやってほしいセンター試験対策についてお話しします。

 

 

 

センター試験1年前―自分の実力を把握しよう

 

受験1年前にもなると、少なくとも英・国・数(ⅠAⅡB)の主要3教科については、受験に必要な知識を(定着しているかはさておき)すでに学び終えていることがほとんどでしょう。

(むしろ理科社会は受験学年になってから対策を始めても十分間に合うので、高校2年生までに主要3教科の基礎を固めておくことが大切です。この基礎固めについては次の記事で詳しく解説しています。)

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そのため、受験1年前のタイミングで一度は過去問を解いて、自分の実力を確認しておくべきです。これにより、あと1年のあいだに自分がするべきセンター試験対策が見えてくるからです。

 

実は各予備校では毎年、センター試験当日に「センター試験同日模試」というものを開催しています。その年の高3生が受験するセンター試験の問題を、高1、高2生が解く絶好の機会なので、受験してみると良いかもしれません。

 

たしかにセンター試験の問題・解答は、毎年、ネットや新聞でも公開されているので、自分で解くこともできます。しかし、このような模試を受験することで、試験会場の緊張感の中で解く経験ができますし、同じ志望校を目指す人達のなかでの自分の立ち位置を把握できます。

 

東大受験で合格する生徒の多くは、実はこの段階ですでに英語・数学9割、国語で8割ほおどの点数を取ることができます。それと比較し、自分がどの教科に重点的に取り組むべきかを分析しましょう。

 

ちなみに東大の合格ライン(※足切り点ではなく、合格最低点近辺にいる人の平均点)のセンター試験本番の点数はほぼ9割となっています。高2生は、1年後の本番で9割程度の点数が必要であるということを頭に入れておきましょう。

ただ、センター国語は点数がその年の試験難易度に左右されやすく、国語が得意であっても安定して85%以上を獲得するのは難しいです。そのため、国語8割をキープし、英語・数学で満点近くとって点数を稼ぐことで、国語の点数をカバーするというのが、多くの東大受験生がとる戦略です。

 

 

受験学年になったら、定期的にセンター試験形式の問題に取り組む習慣を!

 

基本的に、東大をはじめとした最難関大学を目指す学生で、センター試験の英・数・国が全く解けないという人は少ないと思います。低い点数しか取れないという人でも、時間制限さえなければ高得点を取れるという人が多いのではないでしょうか。

 

一方で、英・数・国の3教科について、どんなことがあっても制限時間内に解き終えることができるという人も、特に高3の春・夏の段階では少ないのではないでしょうか。

 

そのため、全ての受験生にとって、特に英・数・国のセンター試験対策とは、「解答にかかる時間を減らしていく」ための練習になります。

 

センター試験英語の対策

 

センター試験英語は、配点の高い英語長文読解がカギになります。センター試験で出題される英語の文章は、特別難しいものではありませんが、長い文章が数題続けて出題されるために、途中で集中力が切れてしまうという受験生も多いでしょう。

理系の受験生など、英語を苦手とする学生の中には、解答時間(80分)以内に解答を終えることが出来ないという方もいるかもしれません。

 

このような事情から、英語のセンター試験対策をする際には、1問ずつ小分けにして解くのではなく、1年分を一度に解くことによって、集中力を持続する練習をすることが大切です。(集中力を持続させることが英文読解にとってどれだけ大切かは、次の記事でも書いた通りです。)

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少なくとも1週間か2週間に1回は、センター試験対策をする機会を作るようにしましょう。

 

そして、練習を重ねるごとに、制限時間を本番より短くしていくようにしましょう。

試験当日は何が起こるかわかりません。難しい問題が出て焦ったり、腹痛に苦しみながら受験したりということが起こる可能性もあります。そのような場合でも制限時間内に解ききれるように、普段から短い時間の中で解ききることが大切です。

 

英語の試験時間は80分ですが、最低でも60分以内、できれば50分以内で解ききることができるように練習しておきましょう。

 

また、文法問題で毎回複数問ミスをしてしまうという人は、これとは別に英文法の復習も行いましょう。

 

センター試験国語の対策

 

英語と同様に、国語についても、1週間か2週間に1回は1年分を通しで解いて、制限時間内で解く感覚を身に着けましょう。

 

センター試験に限りませんが、現代文の成績は、問題演習を重ねても上がるのに時間がかかります。一方で古文や漢文は、基本的な文法や単語を覚えて問題演習を重ねれば、現代文よりも簡単に点数を上げることができます。

国語が苦手だという受験生はまず、古文漢文の対策を万全にして、この分野での点数の取りこぼしがないようにしていきましょう。

 

(古文漢文の対策法は以下の記事で紹介しています。この方法はセンター試験の対策にも参考にできます。)

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センター試験数学の対策

 

センター数学の試験も時間との勝負になってきます。こちらも、1週間か2週間に一度は1年分を通しで解いてみることが大切です。

 

特に最難関大学を受験する人は、このプロセスをおろそかにしないことをおすすめします。

というのも、東大や京大など難関大学の二次試験で出題される数学の問題と、センター数学の問題とは、明らかにタイプが異なるからです。

 

二次試験で出される問題は、「パッと見ただけでは解き方がすぐにわからない問題を、あるだけの時間を用いて論理的に説明しながら解答する」ものであるのに対して、センター試験で出題される問題は「教科書レベルの計算と問題を出題者の意図の通りに組み合わせて、ギリギリの制限時間の中で解答する」ものなのです。

 

二次試験対策が本格化してくると、どうしても前者のタイプの問題に取り組む時間が多くなってしまいます。しかし、センター試験数学で失敗したくなければ、二次試験対策とは別に、センター試験対策にも力を入れるようにしてください。

 

数学は特に時間との戦いとなるため、制限時間を短くする練習もしていきましょう。本番での試験時間は各60分ですが、練習では最低でも50分、数学を得点源にしたい人は40分以内を目安にすると良いと思います。

 

センター試験 理科・地歴の対策①暗記科目系

 

歴史や生物地学の暗記分野などは、一通りの暗記が終わってから取り組んでも遅くありません。特に現役受験生の場合は、受験直前まで暗記していることがほとんどだと思います。暗記事項が身についているかの確認や、科目の総仕上げとして、センター試験前の12月ごろから解き始めても良いでしょう。

 

センター試験 理科・地歴の対策②実践科目系

 

物理・化学や地理などの実践科目は、遅くとも夏ごろからは実践形式でセンター試験対策を進めていきましょう(春からできればベスト)。これらの科目は演習量によって本番での点数の差が付きやすく、一方で、特に現役受験生は演習量が少なくなりがちな科目です。主要科目と同様に、週に1回などと解く頻度を決めて、問題演習をこなすようにしましょう。

 

1月に入ったらセンター試験直前対策に集中!

 

センター試験は成人式の一週間後の土・日で行われ、年度により日にちは異なりますが、1月中旬に行われることがほとんどです。少なくともセンター試験の2週間前になったら、二次試験の対策は最小限(後回し)にして、センター試験対策に費やしましょう。二次試験のことも心配かもしれませんが、センター試験で足切りにあってしまったら元も子もありません。

 

センター試験当日のように、複数の科目の試験を1日で解くという練習をしましょう。そして、暗記事項の最終確認を行ったり、模試で間違えた事項の再復習に取り組んだりします。

 

センター試験の過去問は、25年分をまとめたものが売られていますが、年度が古くなると試験の形式も異なる場合があるので、この時期に過去問を解く場合は直近の年度のものを残しておくようにすると良いでしょう。

また、各予備校が出版している「センター模試の過去問」を利用したり、受験料は払ったものの受験しなかったセンター模試(受験料を払った模試について、その当日に欠席すると、問題と解説を受け取ることができます)を利用したりするのも良いでしょう。

 

1月に入ってからも、問題演習を続けることで実力は上がるはずなので、決して焦ることなく、自分の弱点の穴埋めに努めましょう。

 

まとめ:センター試験対策は実践が重要

 

難関大学を目指す学生であれば、センター試験では、「問題を解けるか」よりも「いかにミスを抑えられるか」「効率的な時間配分ができるか」が大切になってきます。そのためには、とにかく実践を重ねて、本番を平常心で迎えることが最重要なのです。

 

センター試験を甘く見ていると、本来なら東大に合格できるレベルの学生でも足切りにあってしまうということがあり得ます。必ず、センター試験対策はきっちりと行い、万全な状態でセンター試験本番を迎えるようにしてくださいね。

 

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