合格(うか)るが勝ち

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東大生の成績事情とは!?東大生が学生生活を徹底的に公開します

 

私が入学したのは、東大のなかでもその多くが文学部や教育学部に進学する文科三類だったので、「是が非でも東大に合格するために、東大文系の中でも一番合格しやすい(と言われている)文三を受験した」「いざ合格してから考えてみると文学にも教育にも興味がない…」という友人は一定数いました。(注:文科三類から進学しやすいのは文学部・教育学部。)

そのような学生は、2年次に行われる進学選択(私の時代は進学振り分けと呼ばれていました)によって法学部・経済学部・教養学部等への進学を狙うことになります。

 

この進学選択には成績が関わるため、「東大に進学してからどのくらいの成績がとれるのか」は、多くの新入生が気にするところでしょう。成績が良ければ良いほど、進学できる学部の選択肢が広がります。

 

(もっとも、進学振り分けが進学選択という制度に変わってからは、成績以外に志望理由や、志望先に関わる活動なども評価されるようにはなりました。ただ、大体の生徒はそれなりの志望理由を真剣に考えますし、優秀な生徒の揃う東大において目立った活動をアピールすることも難しいため、成績以外の評価での一発大逆転はほぼ不可能と考えられます。)

 

進学選択制度について知りたいという方は、こちらの記事からご覧ください。

asukask.hatenablog.com

 

受験生の中には、受験科類で迷っていたり、「入学しやすさ」と「志望学部」のどちらを優先すべきかで悩んでいる学生は多いのではないでしょうか。東大でどのくらい勉強すればどの程度の成績が取れるのかイメージできれば、受験科類を決定する際の参考材料にもなると思います。

そこで今回は、東大に入学した私が、東大生の成績事情について解説します。

 

東大の成績評価と点数

 

東大の成績評価は、優上(90点以上)、優(80~89点)、良(65~79点)、可(50~64点)、不可(~49点)の5段階で評価されます。進学選択以降の成績評価では点数を気にすることは全くなくなりますが、進学選択までは成績評価におけるこの「点数」が重要になります。

 

特に気を付けたいのは、「優3割規定」というものです。東大の多くの授業(特に進学選択に関わる一、二年次の授業)には、成績評価の際に優3割規定というのがあります。これは、「その授業を取っている学生のうち3割しか優以上の成績評価を得られない」というものです。

 

激しい受験競争を勝ち抜いた東大生ばかりのなかで、上位3割に入るためには、それなりの勉強をする必要があります。(もちろん、一生懸命勉強しても、優を取れないということもあります。)

 

例えば、文科3類から法学部や経済学部に進学するのに必要な点数は、最低でも80~85点程度とされています(年度や志望理由書の評価等によっても異なりますので、詳しくは各年度のデータをご参照ください)。このような学生の場合、全ての科目の成績の平均が優以上である必要があります。(つまり単純計算して半分以上の科目が80点を超える成績)。

 

では、どのくらいの勉強をすればどのくらいの成績がとれるのか?

 

これが一番気になるところかもしれません。東大生で上位3割に入る実力の持ち主であれば、かなり優秀と言うことが出来るでしょう。

 

これはあくまで東大生の私の主観ではありますが、東大模試などで成績優秀者名簿に何回も載ったことがあるなど、ある程度余裕を持って東大に合格した人が、東大入学後も気を抜くことなく同じようにコツコツと勉強を続けた結果、82~3点くらいの平均点を取れるというイメージです。そのような人は、大学のクラス内でも成績優秀者として一目置かれていることが多いように思います。

そのような優秀層が人一倍勉強を頑張ると85点以上、入学後にめちゃくちゃだらけてしまうと60点以下というイメージです(だらけるパターンも普通にあります)。ただ、90点以上の平均点を取るのはそんな優秀層にとっても至難の業です。(さらにもう一段階上の天才がいるので笑)

 

ただ、東大生の中でも半分以上の人は、東大入試において、合格最低点ギリギリの戦いを制してきた人になります。このような人は、テスト前などにある程度勉強をしていれば成績の平均点が70~75点程度に収束するということが多いです。(もちろんこのような人でも、入学後の努力次第で平均点を80点以上に乗せることも十分に考えられます。)

 

平均点が70点あれば、一部の人気学部以外には進学することができるケースが多いので(しかし王道ルートの一つである文Ⅱ→経済学部で75点ほど必要な年もあるので注意)、東大生の中には無理に勉強漬けの日々を送るのではなく、無難にサークルやアルバイト生活を満喫して専門課程に進むという人も多いです。

 

また、東大入学後にさぼり癖がついてしまったという人、特に授業への欠席や遅刻を繰り返してしまう人は、平均点が60~65点程度(このような人は大抵必修科目をギリギリの点でクリアするなど、留年の危機にあることも多い)になってしまう場合もあります。

 

(こちらの記事も、東大で過ごすにあたってのイメージの参考にしてみてください。)

www.asuka-ukaru.com

 

 

良い成績を取るには情報戦も大事

 

このような状況のなかで少しでも良い成績・点数を取るためには、情報戦も大事になってきます。

 

例えば、必修科目の中でも特に文系生にとっては大きな割合を占める第二外国語の選択については、できるだけ良い成績を取りやすい語学を選択することが有利とされています。

具体的には、スペイン語は、発音がローマ字に似ているためとっつきやすく、難しい文法も少ないうえ、教授も優しい方が多いため、比較的良い成績が取りやすいとされています。反対に、フランス語などは、文法が難しい上に、それでもフランス語を学びたいという意識の高い優秀な学生が多く選択する傾向にあるので、クラス内で良い成績を常にキープするのは難しいとされています。(第二外国語事情については以下の記事からどうぞ!)

asukask.hatenablog.com

 

同様に、選択科目についても、試験の回数や難易度、前バラシ(試験問題を予め公表すること)の有無、レポートの必要文字数などで授業ごとに違いが出てきます。どうしても良い成績を取りたいという人は、これらの情報をできる限り集め、少しでも良い成績を取りやすい授業を多く取ることが大切になります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。受験生の皆さんに、東大入学後の勉強を少しでもイメージしてもらえれば幸いです。また、科類によっても進学選択の様相などは異なってきますので、受験科類を決定する際には、以下の記事も参考にしてもらえればと思います。

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