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東大生が教える!東大二次試験 漢文対策のおすすめ参考書

 

東大二次試験においては、現代文に加えて古文・漢文の問題が出題されます。

そのため、理系受験生であっても、現代文はもちろん古文・漢文まで対策しなければなりません。また、文系生のなかにも、得点の波が激しい現代文よりも古文・漢文で安定した点数を稼いでおきたい、と考える人は多いですよね。

 

実は東大入試で出題される漢文の問題は、基礎的な単語や句法がしっかり身に付いていれば、文章自体はどれほど難しくないものが多いです。早い段階で漢文の基礎を身につけ、過去問と同じような論述形式の問題演習を積みましょう。

 

そこで今回は、東大二次試験にも対応できる漢文の対策法と漢文のおすすめ参考書・問題集をご紹介します。

 

ちなみに古文のおすすめ参考書についてもこちらで解説しているので、古文の対策法も知りたいという方はあわせてご覧ください! 

asukask.hatenablog.com

 

 

東大二次試験漢文についての基礎知識

 

東大の二次試験においては、漢文の配点が文系生は30点、理系生は20点であると言われています。現代文(文系は2問、理系は1問)・古文・漢文をあわせた試験時間は、文系が150分、理系が100分です。

現代文や古文と同様に、漢文でも基本的には論述問題が出題されますが、特別難しい問題が出題されるわけではない(文章自体はセンター試験と同程度の難易度の年もある)ため、得点源にしている人も多いです。他の東大受験生に遅れをとらないよう、しっかりと対策しておきましょう。

 

(現代文・古文・漢文を合わせた東大入試国語全体の概要や時間配分については、以下の記事にてさらに細かく解説しているので、あわせて参考にしてください。)

www.asuka-ukaru.com

 

 

東大生おすすめの漢文の参考書・問題集と対策法!

 

ここからは、東大入試にも対応できる漢文の参考書を紹介していきます。それぞれの参考書の特徴と使い方を紹介していくので、自分の漢文学習のレベルに合わせて取り組んでみてください。

 

漢文に関しては、読解問題の前に、基本の句法を覚えていくことが最優先です。初めは集中的に漢文の句法をインプットし、それがマスターできたら問題演習・論述対策に進むようにしましょう。

 

個人的には、以下に紹介する参考書を完璧になるまで何度も取り組んでもらえれば、漢文に関しては、独学(塾や予備校に通っていなくても)でも対応できる実力が付くと思っています。

 

①漢文早覚え即答法(学研)

漢文を勉強し始めたばかりの方や、高校3年生のなかでも漢文がまだ苦手で、いち早く漢文の句法をマスターしたい方は、これを繰り返して完璧にするようにしてください。高校1、2年生にとっても読みやすい文章で書かれているので、比較的簡単に一周終わらせることができると思います。

 

漢文の基本的な句法を一通りおさらいしたいという場合にはこれを読むことをおすすめします。一冊マスターして「漢文の句法の基本は完璧!」と自信を持って言えるようにしましょう。今は「パワーアップ版」というのも出ているようです。

 

②漢文ヤマのヤマ(学研)

高校1、2年生で①を終えた人は、この参考書で基本事項の確認と詳細な句法のインプットをしましょう。暗記事項も意外に多く感じるかもしれませんが、英単語や古文単語を覚えるのと同じで、ここで句法を覚えておくと、後々になって漢文を読むのがぐっと楽になります。

 

高校3年生でもう受験まで時間がない、という方はやらなくても良いですが、一冊持っておくと後々の問題演習で初出の句法が出てきたときに調べられそうです。知らなかった句法は印をつけて優先的に覚えていけると良いですね。

 

③漢文道場 入門から実践まで(Z会)

句法・単語がきちんとマスターできたと感じたら、問題演習にうつりましょう。何回でも言いますが、問題演習の前に基本事項は完璧にできるようにしておきましょう。また、演習中に分からない句法等がでてきたら、逐一確認して覚えていくようにしましょう。

 

この『漢文道場』には載っている問題が多く、充分な演習量を積むことができます。おそらく東大生の8割くらいは漢文対策にこの問題集を使っていたのではないかと思われるくらい、使っている人が多いです。ただ少し難しいので、漢文が苦手な理系の方などは後回しにしても良いかもしれません。文系受験生で漢文の出題される私立大学を併願するという方は、ぜひともマスターしておきたいところです。

 

④得点奪取漢文(河合塾)

漢文の記述問題の演習に使える問題集です。採点基準などがしっかりとしているので、論述問題の解答のポイントを把握することができます。高校3年生の夏以降、東大の過去問演習の前後に、もう少し記述対策を行いたいという方は取り組むと良いのではないかと思います。

 

⑤センター試験過去問

東大二次試験の対策をしていれば特別にセンター試験に特化した対策はいらないと思いますが、センター試験は時間配分等で二次試験とは異なるので、少なくとも何年か分の過去問を解いて練習しておきたいところです。③の『漢文道場』をやる時期に並行して演習してもよいでしょう。

 

⑥東大の古典25カ年(教学社)

東大の過去問集(いわゆる『赤本』)です。だいぶ前は東大の出題形式が今とは違ったので漢文の文章も少し短かったり易しめだったりしますが、問題演習に利用できます。遅くとも高校3年生の夏くらいまでには過去問演習を始められると良いですね。

また、過去問などで論述問題を解いたら、学校や塾の先生に添削をお願いするなどして、自分の解答が論理的なものであるか、記述に過不足はないかなどを客観的に把握するようにしましょう。

 

まとめ

 

漢文は基本的な句法を覚えてある程度問題演習を積めば、確実に得点源にすることができる科目です。高校2年生の冬くらいまでに漢文をまとめて勉強する時間を作り、点数を安定させてしまいたいですね。

古文も漢文と同じく、得点源にしやすい科目ですので、こちらの記事も参考にしていただければと思います!

asukask.hatenablog.com 

 

受験生の方はこちらの記事もご覧ください!

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