現代の受験生にとって、スマホとの付き合い方は悩みの種ですよね。簡単に調べものをしたいときや、気分転換に用いるのには役立ちますが、1回スマホ画面を見てしまうと、受験勉強をそっちのけにダラダラとネットサーフィンをしてしまうという弊害もあると思います。
この記事をご覧になっている方は、勉強中についついスマホを触ってしまうなど、自分のスマホの利用習慣に悩んでいる方が多いと思います。自分はスマホ依存かも?と危機感を持っている人もいるかもしれません。
スマホの利用時間を減らしていくためには、実は自分自身がスマホ使用時間に問題意識を持つことが第一歩なのです!問題意識を持ってこの記事を読んでいる受験生のみなさんは、きっとスマホ利用習慣を改善し、スマホ依存から脱却することができることでしょう。
(受験勉強が進まなくて自己嫌悪に陥ってしまう方は、こちらの記事もあわせてどうぞ!)
では、実際にどのようにすればスマホ依存から脱却できるのかを、ここから説明していきます。
受験生の方は、スマホ利用時間だけでなく、日々の限られた時間をどう効率よく使っていくかを考えることも大切ですので、こちらの記事もあわせて読んでいただけると良いと思います。
勉強中はスマホを見えない場所に置く
勉強しているときに、スマホを開いたテキストの横あたりに置いていませんか。その状態では、勉強中にふと集中力が途切れた瞬間、無意識的にスマホの画面をONにしてメッセージやSNSを確認してしまうことがあります。
これでは、スマホの通知画面や通知音を切っていても、あまり効果がありません。
スマホ依存から脱却したいなら、スマホはできるだけ見えない場所に置きましょう。家で勉強しているなら、勉強部屋の外に置いておくのが好ましいです。勉強中にわざわざ別の部屋にスマホを確認しに行くのは面倒なので、スマホを確認する回数が必ず減ります。
塾や学校の自習スペースにいる場合は、スマホはかばんの中にしまっておくことです。スマホを確認する前に、移動する・かばんを確認するなどの動作を挟まないといけないようにすることで、スマホの確認回数を減らすことができます。
また、寝る前にスマホを触ってしまうのを止めたい場合は、スマホを目覚ましとして使用するのをやめ、ベッドの近くにスマホを置かないようにしましょう。
スマホの代わりに、手を動かせるグッズを置いておく
スマホを勉強場所から見えないスペースに置いたら、今までスマホを置いておいた机の上のスペースに、別のものを置いておきます。
私が特におすすめしたいのは、「ムゲンプチプチ」です。一時期流行りましたよね。
プチプチするときの手の動きがスマホの操作に似ているので、個人的には、スマホの代わりとしてぴったりだと思います。しかも、勉強に疲れたときや、スマホを使いたくなってイライラしたときのストレス発散にもなります。
さらに、ムゲンプチプチをやっていても、頭に入ってくる情報がないので、長くても5分くらいで「もういいや、勉強に戻ろう」と思うようになります。ちょっと飽きてきた頃にすぐ止められる点もポイント高いです。
脳のトレーニングをしたい人は、知恵の輪だったりルービックキューブを代わりに置いておいても良いと思います。(ただし上手くできなくて余計イライラするかもしれない)
つい使ってしまうアプリをスマホからアンインストールする
通学中や就寝前になかなかスマホを止められないという場合は、特別見る必要は無いけれどついつい確認してしまうというアプリをスマホからアンインストールしてしまいましょう。TwitterやInstagram、You Tubeなどがその典型だと思います。
SNSであれば、フォロワーが見ている中で「受験までこのアプリを消します!」と宣言しておけば、つい誘惑に負けて再インストールしてしまうこともなくなりますね。(「誰かに宣言する」というのは、下の記事にも書いたように、コツコツと努力を継続するためにも有効です。)
SNSやYou Tubeなどのアプリを使わなくても、無ければ無いでそれなりに楽しく生活できますし、無限にスマホを触ってしまうということも減り、「もうある程度スマホを確認できたし、他のことをやろう」と思える時間も増えてくることでしょう。
それでも、どうしても学校のクラスの友人の話題についていくのにSNSが必要という場合は、フォローする人数を最低限にまで減らしたアカウントやリストを作り、そちらだけを確認しましょう。(それでも強い意志がないと結局意味が無かった、ということにもなり得ますので注意。)
スマホ使用時間管理アプリを使う
スマホには、使用時間を管理し、スマホ依存から脱却するためのアプリがあります。
代表的なのが、UBhindというアプリです。このアプリを使えば、スマホの使用時間を一目で確認することができます。また、どのアプリを何時間使っているのかも計測してくれます。自分が思っているよりも意外に使用時間が長い人も多いので、実際の使用時間を知ることで、スマホの利用を控えるように意識できると思います。
さらに、1日の目標時間を設定すると、その時間を超えるとスマホが自動ロックされ、使えないようにすることが可能です。

Forestというアプリもあります。これは、スマホを触らなければ木が育って行くというアプリで、木を育てて森にしていくことができます。
「スマホを断ち切る」ことの成果を視覚化してくれるので、モチベーションが続きやすくなります。

スマホを物理的に触れない状態にしておく
スマホ依存をスマホのアプリでコントロールするのもしっくり来ないなあ、という場合は、一定時間の間、物理的にスマホを触れないようにしてしまいましょう。
ここでおすすめなのが、タイムロッキングコンテナという、設定された時間が来るまで開けることのできない箱です。勉強時間中はこの中にスマホを入れて、開けることができないようにしてしまえば、どんなにスマホを確認したくなってもスマホに触ることはできません。
まとめ
受験勉強のやる気が出なくて、勉強を始める前についスマホを触ってしまうということもあるかと思います。そのような方のために、受験勉強のやる気を出すための対処法についても書いていますので、そちらも参考にしていただけると良いと思います。
スマホは現代の生活に欠かせないものとなっています。友人とのコミュニケーションも、受験生の気分転換には大切なものです。受験に合格するためにはスマホを断ち切らなければならないというわけでもないわけですから、できれば依存対策のためにスマホを解約するなどということなく、うまくスマホと付き合っていきたいですよね。
この記事に書いた方法を活用して、うまく自己管理をしていきましょう!
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