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東大生が教える!東大二次試験 古文の対策におすすめの参考書・問題集

 

東大入試二次試験の国語では、古文の出題があり、配点は文系が30点(120点満点)、理系が20点(80点満点)とされています。特に現代文が苦手な受験生にとっては、古文・漢文で点数を安定させたいところですよね。(東大国語の問題形式や配点については以下の記事で解説しています。)

www.asuka-ukaru.com

 

現代文で点数を安定させるためには、受験勉強においてもかなりの労力が必要ですが、古文・漢文では、基礎をしっかりと身につけ、問題演習をこなすことで、常に東大合格レベルの点数を狙うことができます。

 

そこで今回は、東大入試二次試験の対策にもおすすめの古文の参考書を紹介していきたいと思います。漢文の勉強法についても知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください!

asukask.hatenablog.com

 

 

東大古文の学習に必要な3要素

 

現代に生きる私たちにとっては、古文も「現代日本語に似た外国語」のようなものです。したがって、英語の勉強と同じように、古文の学習も「単語」「文法」「問題演習(読解)」の3つに分類できます。それぞれをきちんとこなしていけば、東大入試でも合格点をとることが出来るようになっているのです。

 

そこで、古文の学習をこれら3つの要素に分けて、参考書とそれを用いた勉強方法を紹介してきます。

 

古文単語

 

古文単語集には様々な種類がありますが、何冊もの単語集に手を出したところで、一冊も完璧にマスターできていないようでは元も子もありません。何冊も単語帳を購入しなくても、一冊を完璧にできれば東大入試でも十分に戦えます!

 

学校で古文単語集を使っていて、その単語テストがあるといった場合は、その単語帳やテストを活用して、その一冊を完璧になるまで暗記していきましょう。もし、そのような単語帳がなく、どの単語帳を選んだら良いかわからないという場合や、その単語帳が自分に合わないと感じている場合は、以下の古文単語集をおすすめします。

 

『マドンナ古文単語230』(学研)

古文単語集の中でも、一番とっつきやすいと思います。各単語や語義の説明が丁寧にされているので、古文の勉強を始めたばかりの方や、古文が苦手な方におすすめです。単語掲載数が230語とやや少なめなので、東大や最難関大の受験生のなかで古文を得点源にしたいという方は、この単語帳が終わった後に、『重要古文単語315』に取り組むとよいでしょう。

 

『読んで見て覚える 重要古文単語315』(桐原書店)

基本的な単語から、最難関大入試に対応できる単語まで掲載されているので、これを1冊完璧にすれば、どのレベルにも対応できます。関連語から古文常識まで掲載されている点もおすすめです。デザインがシンプルでとっつきにくいと感じるかもしれないので、初心者の方はとっつきやすい『マドンナ古文単語』で学んでからこちらの単語帳に取り組むことをおすすめします。

 

古典文法

 

古文の読解問題を解く上では、古典文法が身に付いていないと話になりません。学校の授業を通じてある程度は身に付いているという人が多いと思いますが、もう一度基礎を確認したいという方におすすめの古典文法の参考書・問題集を紹介していきます。

 

『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』(河合塾シリーズ)

問題形式で古典文法を学べる本になっています。一度学んだ古文の文法を短期間で集中的に復習したい場合などにおすすめです。

 

『マドンナ古文 パワーアップ版』(学研マーケティング)

文法から問題演習に移る前の段階で使うと良いでしょう。解説が面白いので、古文が苦手な人でも退屈に感じずに読み切ることができるはずです。

ただ、古文の文法の最低限の基礎がないと読み進めていくのが難しくなるので、まだ文法が良く理解できていないという方は、上の『ステップアップノート』と併用して、文法を身に付けながら進めていくと良いと思います。

 

古文読解演習

 

古文の場合は特に、「文法の確認」と「問題演習(読解)」をバランス良くこなしていくことが大切になってきます。そのため、最初は『古文上達 基礎編』など、文法の解説もしっかりとされている問題集をこなしましょう。特に『古文上達 基礎編』は、古文初心者が文法を学ぶ際にも使用できるくらい、解説が充実しています。

 

『古文上達 基礎編 読解と演習45 文法理解から応用まで』(Z会出版)

古文の文法を学習し終えたら、まずはこの問題集に取り組むことをおすすめします。基本文法の知識解説と、それを確認するための読解練習問題を通じて、学んだ古典文法を演習の際にどう活用していくかを体得することができます。読解力を磨くために、まずはこの問題集を何回も繰り返して解くことをおすすめします。

 

『得点奪取古文―記述対策』(河合出版)

古文の文章はある程度読めるようになってきた、まだ受験まで時間があるので東大の過去問に取り組む前に記述問題の練習をしたい、という方におすすめの一冊です。記述問題の採点基準がわかりやすく説明されているので、東大をはじめとする国公立大学の志望者の問題演習にぴったりです。

 

『東大の古典 25か年』(教学社)

東大の古典の問題は、最難関私大で出題される問題と比べても、そこまで難易度が高くないので、入試直前期だけではなく、早めに記述形式の問題に触れておきたい受験生にもおすすめです。

古文学習の時間がどうしても充分にとれない東大受験生は、上の『古文上達 基礎編』に加えて、この東大過去問25年分の演習を積むだけでも力が付きます。

東大の入試問題はほとんどが記述式なので、ときには解答を先生に添削してもらうなどして、きちんと論述ができているかを客観的に確認しましょう。

 

『古文上達 読解と演習56』、『最強の古文 読解と演習50』(Z会出版)

入試までまだ時間的な余裕があり、古文の問題に慣れるためにとにかく多くの問題をこなしたい、という学生や、東大だけでなく最難関私大の入試でも古文を得点源にしたい、という受験生におすすめの本です。

ただ、あまり量をこなすことに集中しすぎて、勉強の質がおろそかになってしまうと元も子もないので、これらの本に取り組むかどうかは受験本番までの自分の残りの学習時間と相談して決めましょう。(この2冊を解く前に『古文上達 基礎編』を繰り返し解くだけでも力が十分つきますので。)

 

まとめ

 

東大古文の学習におすすめの参考書・問題集について説明しました。古文は英語などの外国語と同様に、学習しただけ成績が伸びやすい科目です。また、東大入試の古文はそこまで難易度も高くなく、制限時間も他教科に比べて緩いので、東大を受験する方にとっては、基礎を身に付けて記述対策さえ十分にできれば、安定して高得点も狙える科目です。

 

人によっては、古文は地味でモチベーションが上がりにくい科目であると感じるかもしれませんが、ここはしっかりと対策をして、東大入試本番で高得点がとれるように頑張りましょう!

 

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