大学生になると、受験勉強に忙しかった高校時代と比べて、バイトやサークルを含めた様々な活動に挑戦できることと思います。ただ、バイトやサークルだけに明け暮れているとあっという間に大学生活が終わってしまうのもまた事実。
というわけで、今回は、大学生活も終わりを迎えようとしている私が、大学1、2年生のうちに「やっておいて良かった!」「やっておくべきだった!」と感じたことをまとめてみます。
長期インターン
「インターンって就職活動の一環だから、大学3年になってから考え始めれば良いのでは?」と思ったそこのあなた!実は、大学1、2年生でも応募できる長期インターンと、大学3年生になってから長期休みなどに行われる1、2週間のインターンでは、大きな違いがあるのです!
就活と関係ないからこそ、興味を広げるために、志望企業と全く関係ない業種であっても応募できるのが長期インターン。選考の競争率も、大学3年で行われるサマーインターンに比べて高くなく、それでいて優秀な友人との出会いがあるのが長期インターン。
いざ就職活動が始まってみると、「早い段階から将来を見据えて活動している」という印象を人事担当者に与えられるのが長期インターンです。
詳しくは以下の記事で説明しているのでご覧ください。
長期インターンには、有給のものもあります。時給は高いとは言えないかもしれませんが、学びの少ないバイトで時間をお金に換えているくらいなら、学びの多い長期インターンに挑戦してみるべきだと思います!
一人旅(できれば海外)
「女の子が一人で旅行なんてとんでもない」という親だったので、私は親に内緒で一人旅してました(笑)
友だちと旅行すると、旅行会社でツアーを予約してしまったり、スケジュールを友達に任せてしまったりすることもあると思いますが、一人で旅行すると計画から何から全て自由にできる分、責任も生じます。
1時間に1本の電車を逃せば、友達と一緒であれば笑って話しながら時間をつぶせますが、自分1人で移動しているとかなり「やっちまった」感が出ます(笑)田舎の人気のない道を夜中に一人で歩けば、さすがに緊張感があります。
海外に行けば、携帯もほぼ使えない中で、目的地まで一人でたどり着かなければなりません。スリに遭わないよう、持ち物には細心の注意を払います。フライトが遅れて乗り継ぎが出来なかったときや、ホテルのフロントに何かを頼みたいときにも、英語のできる友人を頼るわけにもいきません。
でも、一人でもなんとかなります(笑)自分を見つめる時間も多いです。
また、旅行先でたまたま出会った人と一緒に食事をしたり、一緒に観光に出向いたりできるのも、一人旅の醍醐味であります。色々な境遇にある人の話を聞いて、自分の価値観も広がることでしょう。
帰ってくるころには、少し成長した自分を感じることができるのではないでしょうか。
ただ、女子の場合、安全には気を付けてくださいね。
海外留学
私は大学4年のときに色々あって留学を決めるまで、英語を話す機会がほとんどないままに来てしまいました。しかし、短期間であろうが1年単位であろうが、海外で英語を話す機会はできるだけ作っておいたほうが良いです。
英語力を高めるには英語を「話さなければならない」「読まなければならない」状況に身を置くことが一番です。また、文化や生活スタイルの全く異なる海外で生活することで、価値観も広がりますし、海外で友人もできれば英語を学び続けるモチベーションにもなります。
もちろん国内でも、強い意志があれば英語を学び続けることはできると思いますが、どうしても他の勉強を優先してしまったり、アルバイトを入れてしまったりして、英語学習の時間を確保することを後回しにしてしまう場合もあると思います。
現在はフィリピンで2週間集中的に英語力を高めるようなプログラムもありますし、1カ月ほどで海外の有名大学で授業を受けられるようなプログラムもあります。海外で学ぶ方法は色々ありますので、学校のプログラムや、留学仲介でプログラムを探してみると良いと思います。
ブログでお金を稼ぐ
これは時間のある大学生のうちにやっておくと良いと思います。だいたい、ブログを始めて1、2ヵ月は全く利益なんて出ません。1年、2年と続けることで安定的に利益を出せるようになるものです。
しかも、大学生の周りには、勉強やらバイトやら恋愛やら、ブログのためのネタも多くあります。自分の知識がどこかで誰かの役に立てる価値を生み出せるってすごくないですか?
さらに、「もっとPV数を集めるためにはどうすれば良いだろう」と考えることで、自分のやっていることを相対化することができます。ビジネスのPDCAサイクルみたいなものです。改善点を見つけ、その改善方法を考え、工夫し、実行し、実際に改善されたのか検証する。そのプロセスを踏む訓練をすることができるのも、ブログを運営する利点だと思います。
自動車運転免許取得
これも大学生になったら早めにやっておきたいところです。大学入学が決まったら、入学前の3月のうちに免許合宿に行ってしまっても良いくらいです。
就活が始まる大学3年生になると、運転免許取得のためにまとめて時間をとることが難しくなります。社会人になれば忙しいので、通学して免許をとるのも大変です。
その割に、社会人になって地方に配属されたりすると、配属先では車生活にならざるを得なかったりします。運転の練習は大学生のうちにしておくと良いと思います。
一人暮らし
これは絶対しておくべきです。
洗濯したりとか、掃除したりとか、自炊したりとか、地味に結構大変です。
でも生きていたら避けられないこと。自分でやるべきこと。
実家に住んでいると、やはり親御さんに甘えてしまって、やる機会が少なかったりします。
「結構手伝っているよ!」と思っていても、必要な家事は結構多いのです。(特に男性陣、これを経験しておかないと、将来、奥さんに「家事を手伝っているつもりだろうけどほとんど私がやっているんだからね!」と愛想をつかされる原因になりますよ)
私は大学が近かったので、実家に住んでいたのですが、留学先で一人暮らしを経験して家事の大変さを身に染みて感じました。親に感謝です。
(というか語学よりなにより一人暮らしをできたことが留学生活最大の収穫だったかもしれない。)
友人を増やす
サークル、アルバイト、学生団体など、様々なコミュニティに参加して友人を増やしましょう。様々なコミュニティに自分から参加していけるのは、大学生時代が最後です。高校時代と異なり、多くの大学では「クラス」がありませんので、受け身でいると友人を増やす機会を逃してしまいます。
友人を多く作っておくと大学生活が楽しくなるだけでなく、授業や試験の情報を得ることができたり、試験勉強や就活対策を一緒に行ったりと、様々なメリットもあります。
また、大学時代の友人とは、社会人になってからも定期的に連絡を取ったり、飲みにいったりすることでしょう。関わり方次第で今後の人生の充実度も変わってきますので、大学時代の友人は大事にしましょう。
まとめ
大学生のうち(特に就活開始前の大学2年まで)にやっておいてほしいことを7つ取り上げてみました。大学3年生になると、就活やゼミ活動が本格化したり、院試のための受験勉強が始まったりと、生活の自由度が下がってしまう部分もあります。
大学1、2年の早いうちに、ここまで取り上げたことをこなしておくことで、大学生活をどれだけ有意義にできたかが決まってくると言っても過言ではないと思っています。親御さんお金を借りてでも、やってみるとよいでしょう。
大学生活の終わりが迫っている私から見れば、まだ何年も大学生でいられるのはうらやましくも思います。どうか、様々な環境に身を置いて、いろいろな人と関わることで視野を広げていってください。