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東大受験生が併願校・滑り止め校を選ぶときのポイント!

東大受験生のなかには、そろそろ併願校や滑り止め校を検討する段階に入っている人もいるのではないでしょうか。

 

もちろん、具体的にどの学部に出願するかは、秋の模試の結果やセンター試験の結果を踏まえて決定することになると思いますが、直前期に慌てたり、「こんなはずではなかった…」と後悔したりしないためにも、早い段階から、様々なケースを想定しておくに越したことはありません。

 

そこで今回の記事では、東大受験生が併願校・滑り止め校を選ぶときのポイントについて解説します!

 

東大受験生が併願校に選ぶことの多い大学については、以下の記事で東大生が勝手にイメージを語っていますので、具体的にどの大学に出願するか決めるときは、こちらの記事もちらっとのぞいてみてください。今回の記事では選ぶときのポイントを解説します。

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併願校も人生の選択の1つ!

 

現在、東大には後期試験がなく、前期試験の一発勝負となっています。当然、その前期試験で一発で東大に合格して、併願校や後期試験はどこも受験しない…ということになるのがベストなのですが、人生そう全てがうまくいくともかぎりません。

 

東大にどうしても合格したい受験生にとってみれば、併願校を決めるということは「東大に合格できなかった場合の善後策を考える」ことと同義なので、目を背けたい人もいるかと思いますが、人生における重要な選択でもあるので、しっかり考えましょう。

 

特に現役生のなかには、東大一本で受験する!と決めている人もいるかもしれません。しかし、受験直前になって、いざ高校のクラスの友人が次々と私大に合格していくのを見ると、急に「やっぱり滑り止めも考えておくべきだった…」と弱気になる可能性もあります。

 

また、「後期試験は出願しなくていいや」と思っていても、併願した私立大学に全て不合格となり、もう後がないという状況で東大入試当日を迎え、「後期試験にも出願しておけば、東大入試当日にこんなに焦らずに済んだのに…」と思う可能性もあります。

 

そのような全ての可能性を考慮して、後々になって後悔しないように、真剣に検討しましょう。

 

後期試験の出願校を決めよう

 

東大入試には後期試験がないため、後期試験でどこかしらを受験する場合は、一橋大学や東京工業大学をはじめとした他の国公立大学を検討することになると思います。

 

とりあえず最高峰の頭脳が集まる関東の大学に通いたいと考える東大受験生も多いですので、後期試験では、文系受験生なら一橋大、理系大学生なら東工大、医学系志望なら東京医科歯科大を受験するケースが多いでしょうか。

 

ただ、この3校の後期試験には、「東大にも余裕で合格圏内だったのになぜか落ちてしまった」という受験生も大勢受験します。そのため、センター試験で9割を確実にとれるレベルの受験生でないと、厳しい戦いになることは間違いありません。そもそもセンター試験で少しでも失敗すると、足切りにあって、後期試験を受けることすらできない可能性もあります。

 

そのため、現段階で、この3校の後期試験の出願を考える場合は、必ず、「もしセンター試験で失敗しても、後期試験はそのまま出願するのか、失敗したら後期試験の出願は他の大学に変更するのか」を考えておくべきだと思います。

センターで失敗してもこの3校に特攻する場合は、そもそも足切りにあって受験できない場合もあります。出願校を他の学校に変更する可能性もある場合は、他の国立大学について多少は調べておく必要があるでしょう。

 

私立大学の合格はセンター利用で確保しておくことが理想、ではあるが…

 

東大を受験する場合は、早稲田や慶應を始めとした最難関私立大学を併願する人が多いと思います。ここで注意したいのは、本命(東大)受験の負担にならないようにするということです。

 

私立大学の試験は、東大入試の前にあります。そして、偏差値が高い大学ほど、入試日が国公立大学の入試日の近くになる可能性が高いです。

併願校といえど、本番の試験ですから、模試よりもかなり体力を使う可能性が高いので、これを本命の入試直前に何回も行うのは得策ではありません。風邪も流行りやすい時期なので、人混みに入っていくだけでも体調を崩す可能性もあります。

 

理想は、センター利用(センター試験の点数だけで合否が決定する)入試を設けている大学・学部に出願し、併願校のなかでもなるべく高いレベルの大学の合格を確保しておくことです。例えば早稲田なら、学部を選ばなければ9割の得点でセンター利用に合格できます。(政経学部にもなるとセンター95%は必要ですが…。)

 

私立大学の受験は本命(東大)受験の負担にならないように!

 

 

しかし、東大受験生であろうとも、センター試験で確実に9割をとれるわけではないので、今回は、センター利用で併願校に合格できず、実際に併願校に出向いて受験する場合を考えます。

 

この場合、東大受験の負担にならない併願数は、多くても3~4だと思います。これはもちろん個人の体力・精神力にもよるとは思いますが、これ以上になると、併願校受験の対策だけでもかなりの時間を要します。併願校が少なければ、そのぶん東大入試の対策に時間と体力を使えるのです。

 

なるべく多くの併願校を受験したい気持ちも分かりますが、相手は天下の東大(と日本中から集まった東大受験生)です。わがままを言っている余裕は無いと心得ましょう。

そして、できれば併願先の受験が2日連続になることは避けたいところです。

 

併願私大はなるべく異なるレベルの複数の大学を選ぶ

 

早稲田大学・慶応大学を併願する東大受験生は多いですが、特に早慶の上位学部にもなると、東大生とも争えるような優秀な学生が多く受験します。早慶の上位学部を目指して、科目を3科目に絞って必死に勉強してきた学生ばかりですので、東大受験生と言えど、舐めてかかるとコテンパンにやられます。

 

特に、東大模試でD判定、E判定ばかりだったという人は、早慶の合格ラインにも達していないことも多いです。東大B、C判定でやっと併願先の早慶に受かるか受からないかという話になってくると思います。

 

東大受験生は、前で述べたように3~4校しか併願できないなかで、確実に抑えておく必要があるので、早慶を受験しても構いませんが、それより難易度が低めの大学もあわせて併願することもおすすめします。

(どうしてもMARCHの併願はプライドが許さない、という方もいるので、上智大学をおすすめしておきます。)

 

たとえば、大学でどんなに政治や法律を勉強したくても、早稲田法、早稲田政経、慶応法の3校だけを併願するというのはやめたほうが良いです。数打てば当たるというものではありません。大抵、全部受かるか、全部落ちるかのどちらかです。(笑)

 

この場合なら、早稲田と慶応はレベル(と入試時期も)が同じくらいなので、どれか1つに絞り(多くても早慶合わせて2つ)、関東圏の法学部志望なら上智法と併願するというのが賢いやり方だと思います。ここから先はレベルにもよりますが、さらにもう1つ併願を加えるなら、さらにレベルの異なる上智の中位~下位学部かMARCHになってくるでしょう。

 

このように、私大最難関である早慶の併願は多くても2つとして、それより少し難易度の低い(合格する確率の高い)併願校を1~2つ決めておくと良いと思います。

 

私大文系は数学利用受験が有利

 

文系で受験する場合は、大学・学部によっては、英国歴の3科目か、英国数の3科目かを選べる場合があります。この場合、数学が特別苦手というわけでなければ、数学利用で受験することがおすすめです。

 

私立大学の歴史の試験では、東大で出題されないような細かい事柄が問われる場合もあり、東大受験者にとっては難しいと感じることも多いようです。一方で、私立大学の数学の問題は、東大の試験よりは解きやすく、平均点も低い場合が多いです(=歴史受験者との点数調整により、実際の得点より点数が高めに出やすい)。

 

これは個々人の数学レベルや苦手意識にもよるので、一概に数学利用受験をするべきとは言えませんが、もし、併願先として数学で受験できる学部を選ぶ可能性があれば、早めに数学と歴史の過去問に目を通して、どちらにするか考えておくと良いと思います。

 

まとめ

 

併願校の選び方のポイントについてお伝えしました。

 

たしかに多くの併願校に出願しておけば安心に思うかもしれませんが、出願にもお金がかかります。併願校を受験すれば時間もかかります。

本命は東大受験であることも忘れずに、早いうちからしっかりと検討しておくようにしましょう。

 

具体的な出願校については以下の記事も参考にしてください。

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