合格(うか)るが勝ち

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東大での必修科目とは?文系東大生が入学後に履修する授業を徹底解剖!

 

東大を目指している受験生であっても、東大に入学した後にどのような授業を履修するのか知っている人は少ないと思います。特に東大は他の大学と異なり、入学時に学部を選択するのではなく、1、2年の間は全員が「(前期)教養学部」に所属して授業を履修するため、どのような授業を受けることになるのかイメージしづらいのではないでしょういか。

 

(実は東大生が学部を選択するのは大学2年の夏ごろで、これは東大では「進学選択(進振り)」と呼ばれます。この「進振り」についてあまり詳しく知らないという方は、下の記事をご覧ください。)

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そこで、今回は多くの東大生が入学後に履修することになる、東大前期教養課程の必修科目について紹介していきたいと思います!私が文系のため、文系の履修の紹介となりますが、ご了承ください。(下で紹介する科目のうち、英語、第二外国語、情報、スポ身、初年次ゼミナールは文理共通です。)

 

はじめに①東大の授業日程とは

 

東大は2セメスター制と4ターム制を併用しています。と言っても分かりにくいので、もう少し詳しく説明しますね。

 

2セメスター制というのは、2学期制のことです。夏学期と秋学期ということですね。高校までだと3学期制のところが多いですが、大学生になると、東大に限らず2学期制になるところが多いと思います。

東大の場合、4~7月がSセメスター(Summer)、10~1月がAセメスター(Autumn)とされています。8、9月が夏休みで、2,3月が春休みです(大学生は休みが長い!)。そのほか、Aセメスターの途中に年末年始の休暇があります。

 

そして、それぞれのセメスターが2つのタームに分かれています。Sセメの前半がS1ターム、後半がS2ターム、といった具合です。多くの授業はセメスターごと(つまり2ターム連続)に開講されるのですが、1タームのみで終了する授業も一部あります。

まあ、細かい点はは東大に入学してから理解してもらえれば充分です。

 

はじめに②東大の時間割とは

 

東大の時間割で特徴的なのは、1コマの授業が105分であることでしょう。他の大学では1コマ90分というところが多いと思います。東大も昔は90分だったんですけどね…。

 

さて、高校生の皆さんにとっては、1コマ105分と言うとかなり長く感じられるかもしれませんが、慣れれば何とかなります。というか105分すら集中できない人は東大には合格できないと思います(予備校の授業だって平気で2~3時間やるし、入試だって1科目2時間以上あったりするし)。

 

ただ、授業時間が長い分、1限をとっていると朝が結構早くて(それでも高校と変わらないけど大学生になるとなぜか起きられない)、5限を入れていると夕方になるのでバイトやサークルの予定が入れにくいのが難点ではあります。

 

朝は8時半から1限がスタートし、午前中に1、2限の授業があります。午後に3、4、5限の授業があり、5限の終わるころには18時半を回っています。学年が上がると6限にも授業が入ることもありますし、特に理系生の場合は、実験が夜中までかかるということもあります。

 

東大文系の1、2年生の場合、1週間に12~15コマ(1日平均2~3コマ)の授業を履修する人が多いと思います。そのうち10コマほどが必修と準必修です。(準必修とは、必修科目よりも個々に科目選択の自由があるものの、分野ごとにある程度の単位数を取得することが定められている科目のこと。)

必修科目の授業は2、3、4限に割り当てられることが多いです。

 

必修科目:英語(既習外国語)

 

1、2年生で履修する東大の英語の授業は4種類あります。英語一列、ALESS(理系生)またはALESA(文系生)、FLOW、英語中級です。どの授業でどんなことをやるのかは下の記事に詳しすぎるくらい書いてあるので、こちらをみてください。

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どんなに英語が苦手でも、少なくとも大学1年のうちは英語の授業からは逃れられません。1年生のあいだは週2コマは英語の授業があると思っていると良いでしょう。

もちろん、英語に関心のある方は、必修以外でも英語科目を選択することもできます。

 

必修科目:第二外国語(初習外国語)

 

前期教養課程では、この第二外国語がかなり重要視されます。クラスも第二外国語で振り分けられているくらいだし。(クラスについてはこちらの記事をご覧ください。)

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大学1年生のうちは、文系生で週3コマ、理系生で週2コマほどの第二外国語の授業が必修になっています。文系は大学2年のSセメにも第二外国語の授業(週1コマ)がありますし、文Ⅲ生だと2年のAセメまで第二外国語の授業を履修することになります。1、2年生の通う駒場キャンパスが「駒場外国語大学」とも言われる所以ですね(笑)

 

ただ、これだけでは第二外国語がペラペラになんてなるわけがないので、必修以外にも第二外国語の授業を受けたり(インテンシブコース)、TLP(トライリンガルプログラム)に参加したりする人もいます。(TLPについては次の記事をご覧ください。)

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このように第二外国語は、前期教養課程での学生生活の多くを占めるので、第二外国語の選択はかなり重要になってきます。選択する際には次の記事も参考にしてください。

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必修科目:情報

 

全員が1年生のSセメに週1コマ履修します。文系生の情報の授業はエクセルやら簡単なプログラミングやらネットリテラシー知識やらで、みんなそんなに必要性を感じていないのか、真面目に聞いている人は少なかった気がする…(笑) 授業中は1人1台iMacを使えるので、パソコンで遊んでいる人もいました(笑)。

 

必修科目:スポ身(身体運動・健康科学実習)

 

スポ身とは、体育の授業のことです。東大の1年生は年間を通して必修で、週に1コマ授業があります。

高校時代までのように真剣に運動するというよりは、身体を動かす機会を作るという緩い感じなので、あまり構えすぎなくて大丈夫です(東大生は運動苦手な人も多いし)。

 

どんな感じなのか気になるという方は、次の記事も参考にしてみてください。

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必修科目:初年次ゼミナール

 

全員が1年次に週1コマ履修する授業です。大学では高校時代までよりも、レポートを書いたり、討論したり、プレゼンしたりする機会が増えるので、その方法を学ぶための授業になっています。

 

私が1年のころはこの授業は文系生のみの「基礎演習」という名前の授業で、クラスによって講師が決められていたのですが、現在は指定された曜限に開講されている中から、好きな分野のものを選べるみたいです。

 

準必修科目:社会科学

 

通称「社学」と呼ばれ、法、政治、経済、数学、社会の5分野に分かれています。文Ⅰ文Ⅱ生はこの科目を結構多めにとらなければいけないので、1年のうちは週2コマ(年間で4~5授業)は取っている人が多かった気がします。文Ⅰ文Ⅱ生は、これらの科目が苦手だと結構キツイかも。

 

文Ⅲ生はそこまで多く履修しなくても良いので、週1コマの人も結構いたような記憶があります。文Ⅲ生はそのぶん社学の授業に関して得られる情報量(シケプリがあるか、どの教授の成績評価が易しいか、など)は少ない印象。

文Ⅲ生の場合、もともと数学系の科目で文Ⅰ文Ⅱ生に太刀打ちできる人も少ないので、どの科目を履修するか、どのように授業関係の情報をゲットするかは結構重要なポイントになります。

 

 

準必修科目:人文科学

 

心理、哲学、倫理、歴史、ことばと文学(通称「ことぶん」)の5分野に分かれています。この中から、大体週に1コマ程度(年間で2~3種類)を選んで履修している人が大半かな、という印象です。

 

まとめ

 

文系東大生の1年次の必修科目を紹介しました。この必修・準必修科目以外が選択科目となり、文系分野、理系分野などにわかれた科目の中から、指定された単位数を自由に取得していくことになります。

(下の記事では、選択科目にも含まれている東大の名物講義を紹介しているので、こちらの記事も参考にどうぞ!)

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2年生になっても、Sセメ(進振り前)であれば、履修する科目は1年次とそう大きくは変わりません。2年の後半から進学先の授業が始まるので、学生生活が大きく変化するターニングポイントとなります。(4年間の学生生活については次の記事もどうぞ!)

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さて、受験生のみなさんにも、東大で履修する授業についてイメージしていただけたことと思います。他にも東大の雰囲気を感じていただけるような、東大生の内部事情に関する記事も多く掲載しているので、下の記事もぜひお読みください!

 

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