こんにちは。五月といえば、文化祭が行われるという大学も多いのではないでしょうか。受験生の皆さんも、大学の雰囲気を感じるために、いくつかの大学の文化祭に行ってようと考えているかもしれませんね。
というわけで、本日は東大の文化祭である「五月祭」のおすすめスポットを紹介します!
五月祭の行われる本郷キャンパスは赤門のあるキャンパスとして有名ですね。この本郷キャンパス、普段は東大の3、4年生や院生が通うアカデミックなキャンパスなのですが、この五月祭に関しては、1、2年生が中心になって運営しています。(東大入学後から五月祭にかけての学生生活の様子は以下の記事で説明しています!)
実はこの本郷キャンパスはものすごく広いのです。端から端まで最短距離を歩いても20分くらいはかかります。まして混雑したキャンパス内を歩きまわるとなると、歩くだけでもものすごく時間がとられることは間違いないです。
全部の展示をまわるのは不可能と言っても良いくらいですから、はじめに見学したい場所くらいはあらかじめ決めておきたいですね。
東大五月祭のおすすめ企画
①模擬店
東大に知り合いが通っている人であれば、一度くらいは「模擬店やってるから、来てね!」と言われたことがあるかもしれません。東京大学に入学すると、ほとんど全ての1年のクラスが模擬店を出店するため、広いキャンパスが模擬店であふれかえります。(東大の「クラス」については次の記事からどうぞ!) もし、知り合いの模擬店で購入する予定があれば、予めどのあたりに模擬店があるか聞いておくと良いです。
価格は模擬店価格なのでやっぱり少し高めです。牛串・焼き鳥・タピオカドリンクなどは出店数がものすごく多いので、どの店で買うか迷ってしまうかもしれません。たまに変わり種の模擬店もあるので、探してみるのも面白いです。
②工学部展示
五月祭の模擬店の出店者はほとんどが1年生や2年生ですが、五月祭の開催される本郷キャンパスは普段は3、4年生が通うアカデミックな空間です。そのため、五月祭では各学部による展示も行われています(東大は1、2年では教養課程に所属し、3年以降から各学部での勉強が始まります)。
特に工学部・医学部・理学部など理系学部の展示では知的好奇心を刺激されます(笑)。
なかでも工学部は学部生の考案した機械を体験できるなど参加型の展示が多く、小学生から大人まで、誰でも楽しめると思います。
医学系の研究や人体のしくみに関心のある方は、医学部棟へ行きましょう!研究内容などが誰にでも分かりやすく紹介されているので、引き込まれること間違いなし!
③模擬裁判
法学部の有志による、実際の裁判を模した演劇です。法学部OBである弁護士たちの監修も受けながら、実際の裁判にかなり近いように作りこまれているようなので、法学に関心のある人は必見です。また、法律の知識が全くない人にも親しめる内容となっているので非常におすすめの企画です!演劇のため開廷時間(笑)が決まっています。観たい方は時間に余裕を持っていきましょう。
④利き酒(農学部弥生キャンパス)
受験生のみなさん、ごめんなさい。こちら成人限定となっています(笑)。五月祭でお酒を購入するためには、身分証明書を提示したうえでアルコールパスをもらうことが必要です。アルコールパスはキャンパス内2、3か所で配布されていますので、アルコール購入前に寄っていってください。
さて、この利き酒は農学部の4年生によって企画されています。農学部は本郷キャンパスの隣の弥生キャンパスにあり、利き酒もその弥生キャンパスで行われているので注意が必要です。と言っても、キャンパスは隣なのですぐに行けます。本郷キャンパスから、東大前駅(赤門とは逆の方です)のほうに向かって道路を渡ってくださいね。
そして、ここではなんと100種類以上の日本酒が無料で楽しめるんです!なぜこのようなことができるのかというと、無料で日本酒を提供してもらった全国の酒造様へ、五月祭来場者に書いてもらった飲んだお酒についてのアンケートをお礼として渡しているからだそうです。行列必死の超人気企画です!浴衣姿の東大女子も必見です。
まとめ
こちらで紹介した以外にも、面白いイベントがたくさんあります!ここ数年は東大の工学部生が開発した「五月祭アプリ」というスマホアプリもあるので、どんなイベントがあるのか調べてみてくださいね。色々な情報を活用して、有意義な五月祭をお過ごしください。
五月祭で東大を気に入ったら、ちょっと気が早いですが、11月に駒場キャンパスで開催される駒場祭にもぜひいらしてみてくださいね!
このブログでは、他にも東大の学生生活や受験勉強法について解説しています!
下の記事もぜひお読みください!